ラグビー歴17年が教える。初めてでも安心!ラグビー観戦ガイド

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ラグビーのルールって難しい印象ありませんか?

興味はあるんだけど、最初のハードルが高いと感じている方も多いのではないでしょうか

ラグビーは、どうすれば得点になるの?

サッカーや野球なら何となく分かるんだけど、

ルールが分からないと楽しく観戦出来なそう。。

はい正直、サッカーや野球よりもルールは難しいと思います

審判の笛が鳴るたびに、「何が起きたの!?」とソワソワしてしまうのも分かります

でも、大丈夫です!ルールを全て理解していなくても、ラグビー観戦は楽しめます!

今回は、ここさえ抑えればラグビーを楽しめるというポイントを厳選しました

この記事を読んだ後、あなたはきっとラグビーの試合を楽しめるようになっているはずです

見ようぜラグビー!にわかファンに、俺はなる!

にわかファンとは、流行りに乗った一時的なファンを指す言葉です
この言葉、私は非常に好意的に思っています
誰にでも初めてはあります。新しく踏み出した最初の一歩、素敵じゃないですか
この記事でラグビーのにわかファン、増えてくれると嬉しいな~

超基本!一言でいうと「ラグビーとは陣取りゲーム」である

ラグビーは「陣取りゲーム」と理解すると、とても試合がわかりやすくなります

ボールを所持したまま、相手陣まで攻め込み、端まで攻めきったらトライ得点が入ります

なので試合中のボールの位置で、リアルタイムにどちらが「優勢・劣勢」かが判断できます

ボールが自陣にあればピンチ!逆に敵陣にあればチャンス!

ラグビーが陣取りゲームという事が分かれば、次はどのように攻めるかが気になりますね

ラグビーでアタック側がボールを前に進める方法は以下の2つ。解説していきましょう

  1. ボールを持って前に走る
  2. ボールを前にキックする

アタック方法1 ボールを持って前に走る

これは想像しやすいのではないでしょうか

ボールを所持するアタック側の選手は、相手陣へ突進します

一方ディフェンス側の選手は、タックルで相手を止めます
タックルは、ボールを持っている選手にしか、してはいけません

また、ボールは味方にパスすることが出来ます

知っている方もいるかもしれませんが、ラグビーではボールを前に投げてはいけません

なのでボールを持った選手を先頭に、横並びに広がります

渡り鳥の飛んでいる形に近いものがあります

アタック側はボールを持って自ら突っ込むか、仲間にパスをする

これらを繰り返して、相手陣へ攻め込みます

アタック方法2 ボールを前にキックする

あれ?と思った方もいるのではないでしょうか

ボールは前に投げられない。

ボールを持って走ると、相手チームからタックルされる。
じゃあ前に蹴れば、簡単に前に進めるじゃん。

その通り!

ラグビーは陣取りゲームである以上、前に進むことは非常に重要です

そのため、ボールを前に蹴る「キック」は非常に有効な手段となります

ではなぜ蹴ってばかりにならないのか

それは、ボールを前に蹴ると、ボールを相手に渡すことになるからです

ラグビーでは、基本的にボールより前にいる選手は、ボールより下がるまでプレーできません
(「オフサイド」という反則をとられます。上の画像でも蹴る選手が1番前ですね)

そのためボールを前に蹴り込むと、陣地は回復しますが相手ボールになってしまいます
(「オフサイド」により、前で待っていて味方のキックをキャッチすることが出来ない為)

ボールを取り返すのは大変です

突っ込んでくる相手をタックルで止めて攻撃に耐え、ボールを取り返す機会を伺うことになります

ラグビーはボールを所持するアタック側が有利です

ディフェンス側は、肉体的にも精神的にも疲れます

そのためキックは、相手にボールを渡してしまうが、大きく相手陣へ進みたい時に多用します
(攻め込まれ、自陣から脱出したい時など)

因みに仲間が前に蹴ったボールを後ろから追いかけ、相手より先にキャッチするプレーは有りです
大きく前進できる超ナイスプレー!となります

では次にディフェンス側はどうすれば良いのか、気になってきたと思います

ディフェンス側がボールを取り戻す方法は主に以下の3つ。解説していきます

  1. タックル
  2. ジャッカル
  3. アタック側のミス

ディフェンスがボールを取り戻す方法1 タックル

ラグビーの醍醐味の一つ「タックル

ディフェンス側が相手を止めるにはこれしかありません

しかし、同時にボールを取り戻すチャンスでもあります

良いタックルは、相手がノックオン(ボールを落とす反則)したり、次に説明するジャッカル(相手のボールを奪い取る)につながります

何よりこのタックルの迫力が、ラグビー観戦の楽しみの一つになるはずです!

※近年はラグビー選手の安全を重視するようになっており、首から上へのタックルは非常に厳しく反則をとられます。基本的に即シンビン(10分間の退場)です

ディフェンスがボールを取り戻す方法2 ジャッカル

ジャッカル。。。聞きなれないですよね

簡単に言うと、「ジャッカル」とはタックルの後に相手からボールをもぎ取るプレーです

当然、アタック側もボールを奪われまいと、チームでジャッカルを阻止しにきます

ラグビーではこの「ボールのプチ争奪戦」がタックルのたびに起きると思ってください
(これを「ラック」といいます)

基本的にはアタック側がボールを死守して、攻撃を続けます

ディフェンス側がボールを取り戻すジャッカルは困難ですが、良いタックルがジャッカルの成功率を高めます

試合中、タックルの後は「ボールのプチ争奪戦」で度々ボールが見えなくなりますが、焦らず見守ってください
そしてボールが違うチームに出てきた時はジャッカル成功!ナイスプレーです!

ディフェンスがボールを取り戻す方法3 アタック側のミスを誘発

アタック側が反則を犯せば、ボールの主導権はディフェンス側に移ります

激しいディフェンスを繰り返していれば、アタック側はたまらず反則をしてしまいます

しかし反対に、ディフェンス側が反則をしてしまう場合もあります

その場合、審判は「アドバンテージ」をとります
 アドバンテージとは、反則をされたアタック側のチームのプレーを続行し、攻めあぐねたorミスをした時に、改めて先ほどの反則をとる仕組みです
(時を戻そう!という感じ)

アドバンテージ、私が非常に好きなルールです

なぜなら、アドバンテージが出たアタック側のチームは、ミスを恐れず大胆なプレーができるからです
その為、紙一重の超スーパープレーが出る事も多々あります

ラグビーでは審判が反則を取る回数がサッカーと比べても多い傾向があります

しかし、楽しく観戦するために、どんな反則が起きたのかを理解する必要はありません

ラグビーでは選手がわざと反則を取られにいくことはしないので、笛がなったら

相手が良いプレーをするから、たまらず何か反則をしてしまったんだ!

程度に解釈してもらえば十分です!

1つ、審判が笛を吹いたときに覚えておくと良いことは、「手を挙げた側のチームボールということです(サッカーと逆!)

上の画像の場合、審判が笛を吹いて左手を挙げたら「緑チームが反則をしたので紺色チームボール」となります

ラグビーの試合の見方

今までの内容をサラッと頭にいれたら、百聞は一見に如かず

早速試合を見てみましょう

試合では、ボールの動きを目で追いましょう

華麗なパス回しも、スピード感あふれるランプレーも、激しいタックルも全てボール周りで起きます

ボール争奪戦の「ラック」や、力の押し比べの「スクラム」と「モール」の時は、ボールが見えなくなりがちです(下の画像はモール。おしくらまんじゅう本気ver)

今、どうなってる!?

ボールどこから出てくるの!?

と、そわそわするかもしれませんが、心配する必要ありません

この力比べはどっちが勝つんだ?とボールが出るまでワクワクして見守れば良いのです

まとめ

  • ラグビーは陣取りゲーム
  • アタック側が前に進む方法は大きく2つ
    1. パスをしつつ、ボールを持って前に走る
    2. ボールを前に蹴る
  • ディフェンス側がボールを取り戻す方法は大きく3つ
    1. タックル
    2. ジャッカル
    3. アタック側のミスを誘発
  • 審判がとる反則の内容を全て理解しなくて大丈夫!
    • 笛が鳴ったら審判が挙げた手の側のチームボールから再開
    • アドバンテージとはアタック側が大胆になれる「時を戻そう!」状態
  • ラグビーの試合は、ボールを目で追っていれば楽しめる!

長くなってしまったので、まずはこの辺で!

もう少し踏み込んだ内容は、また記事にしようと思います

ラグビーワールドカップは2023年にフランスで開催です

4年に1度のお祭りを、一緒に楽しみましょう!

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